後継者不在で廃業を検討するも、買い手とのマッチで園運営を継続可能に

譲渡法人は、青森県で認定こども園を運営されている社会福祉法人でした。当センターからのお手紙にお返事をいただいたことで案件が始まりました。後継者不在の状態では園の継続ができなくなることを不安に思われており、譲渡を検討されました。

譲受法人は北海道などで保育事業を運営されており、譲渡法人の事業エリアがニーズにマッチしたことで譲受を検討されました。

担当アドバイザーからのコメント

案件担当：大嶋

譲渡法人は、先代理事長のお父様が立ち上げ地域に根差した保育を３０年続けてきた老舗の社会福祉法人でしたが、昨今の園児数減少や職員確保の難しさなど、様々な理由から今後の運営を続けていかれるかどうかを非常に不安視されていらっしゃいました。承継のご相談を受けていたタイミングで本譲受法人の拡大ニーズにマッチすることがわかり、速やかに面談を組み、面談時には引き継ぎ後の戦略についても語っていただきました。園児と職員を大切になさってきた理念の部分も合致し、互いに承継に向けて何をすべきかと、早くから同じ方向を向けたことが経営権承継の実行のポイントだったと感じています。